所在地 | 岐阜県大垣市 |
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従業員数 | 510名 |
うち障がい者 | 10名【身体6名(うち重度1) 知的4名(うち重度2) 発達0名 精神0名】 |
事業内容 | 各種ガラス製品の製造加工ならびに販売 |
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障がい者の 業務内容 |
検査業務 運搬業務 |
障がい者の業務詳細
・ガラスびん製品の目視検査 ・パレット、ダンボールケース、包装資材の検品 ・製品の出荷準備・出荷業務 ・トラックへの製品の積み込み作業 ・使用したパレットの清掃機のオペレーター業務
障がい者雇用の経緯
定年などにより、障がいをもった従業員数の減少が平成10年ごろから急速に進みました。そうした中、平成18年の法律改正により法定雇用者数と実際の雇用者数に大きな差が生じることとなり、この頃から新規採用を開始いたしました。
障がい者の採用方法
岐阜県教育委員会の実習制度を活用し、大垣特別支援学校の生徒を2年生時から受け入れています。3年生時の実習では入社前研修に相当するトレーニングを行い、即戦力として入社していただいています。
雇用制度・助成金制度の活用
特定求職者雇用開発助成金を活用しています。
障がい者の配置と指導
特別支援学校の3年生時に採用を前提として実施する職場実習において、適性を見極め、配置する職場を決定しています。実習時の経験により、入社時には業務内容の理解もすでに深まっており、また同僚や上司から個性の把握もされています。
安全対策
配置職場の健常者と同じ安全教育を行っています。危険個所や安全上の注意事項などは、文字を読まなくても内容を把握できるよう、図や写真を用いて職場に表示しています。
家族との関係
2年生時から受け入れている実習時に、保護者の方に実習風景を見ていただいています。教えられたとおりに作業ができているところを見て、当社に限らず、企業人として活躍できることをご家族にご理解いただき、安心していただいていると思います。
現状の課題と今後の展望
雇用者数が増加していくに従い、配置する職域の拡大が必須となってきます。幅広い業務に従事するためには、できることを増やしていく必要があります。そのため、障がい者の中でも自動車運転免許証を取得された方には、優先的にフォークリフト運転技能講習を受講してもらっています。荷役を自分自身で行えることにより、幅広い業務に従事することができるようになります。
今後、障がい者雇用に取り組まれる企業様へのアドバイス
得手、不得手があるのは、健常者も障がい者も同じです。適性を見極めるためには、採用前にいかにして個性を把握するかが重要です。その手段として、特別支援学校との連携によるインターンシップの活用が有効です。職場の管理者だけでなく、同僚からの理解も深まり、採用後の適切な労務管理につながります。
リーディング企業情報一覧
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
- 株式会社金田洋鋏製作所
- 介護老人保健施設 カワムラコート
- 株式会社岐阜グランドホテル
- 株式会社サン・シング東海
- 株式会社 テクノ・ライン
- 東和組立株式会社
- ナブテスコリンク株式会社
- 丸玉工業株式会社
- 美濃工業株式会社
- 株式会社 和井田製作所
2015年度