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企業の皆様「ヘルスキーパー」は、ご存じですか?

■障がい者雇用の一つの形として、「ヘルスキーパー」があります。
「ヘルスキーパー(企業内理療師)」とは、国家資格(あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師等)を取得した方が、企業や団体等に雇用され、その従業員等を対象にマッサージ等の施術を行うことで、業務に関して生じた従業員の疲労やその他の症状を取り除く、もしくは緩和することで業務能率の向上と従業員の健康促進に役立てることを目的としています。
障がい者雇用としては、この業務に「視覚障がい」のある方が従事しているケースがあります。

■ヘルスキーパー制度の導入の効果
企業で働く者にとって、リストラの不安、仕事の高密度化などから、心と体に多大なストレスを感じ、それが積み重なって疾病を引き起こす例も少なくありません。特に、職場における情報機器の普及に伴い、長時間にわたるパソコンの操作からくる眼精疲労、首・肩・腕・腰などのこりや痛みなどを訴える者が増えており、これらの治療にマッサージは大変効果的だといわれています。

出典:国立障害者リハビリテーションセンター「ヘルスキーパー制度導入のための手引書(第二章)」より(抜粋)

障がい者雇用を推進する上で、多様な視点で雇用を検討することで新たな形態が見つかることがあります。
企業の皆様におかれましては、様々な例を参考としながら引き続き雇用推進をお願い申し上げます。

※外部リンク:国立障害者リハビリテーションセンターHP「ヘルスキーパー制度導入のための手引書」
https://www.rehab.go.jp/Riryo/top_tebiki.htm