リーディング企業情報

美濃工業株式会社

http://www.mino-in.co.jp/


ダイカストとは合金を瞬時に形成する特殊な鋳造品
美濃工業はダイカスト業界の大手メーカー


「チームワークはいいですよ!」と皆さん
左から、製造部製造5課・班長の新田さん、牧野さん、主事の林さん


総務課・係長の真田さん(右)と、西尾さん(左)
真田さんは岐阜県障がい者雇用アドバイザーも務める


自身がつくる部品を手にする牧野さん

所在地 岐阜県中津川市
障がい者雇用数 14名
事業内容 主に自動車部品となるアルミダイカスト製品の鋳造・加工・組立
障がい者の
業務内容
マシンオペレーター(プレス機)、製品検査、製品投入

見方を変え、1人採用したことが大きなきっかけに

アルミダイカストの業界大手 見学で障がいの見方に変化

「こんにちは!」従業員とすれ違うたび、こちらに向けられる元気な声と明るい笑顔。就業環境の良さを連想できます。
美濃工業は、主に自動車部品となるアルミダイカスト製品の鋳造・加工・組立を行う業界大手。社員はグループ全体で二千名を越えます。近年、障がい者雇用に注力しはじめ、現在14名が活躍しています。

総務課・係長の真田孝政(さなだたかまさ)さんは、経緯をこう話します。
「数年前までは障がい者雇用にそれほど前向きではなかったんです。そんな中、特別支援学校や先進的な企業の見学に行く機会があり、私自身、障がい者の方への見方が変わりました。障がいの特性次第で、健常者以上の力を発揮してもらえることも知りました。
その後、特に前任の上司がトップに訴え、障がい者の方を1人採用。それが大きなきっかけとなり、今につながっています。」

人間関係は不安だったけど今では夜勤もこなせる

現在、14名の障がい者は、製造、間接の各部門でそれぞれの特性を生かし活躍しています。その中の一人が、製造5課に所属する牧野弘克(まきのひろかつ)さん(19)。
支援学校在学中にインターンシップを経験し、新卒で同社に入社しました。
牧野さんは「入社前は、やっていけるのか不安もありました。特に心配だったのは人間関係。でもみんな人柄もよくて、楽しくやれています」と笑顔で話します。

そんな彼を優しく見守るのは、上司で主事の林佑介(はやしゆうすけ)さん。 
「彼は知的障がいをもっていますが、ほぼ健常者と同じように接しています。とてもがんばっていますし、皆と同じように夜勤もこなしてくれます。気をつけているのは、具体的な言葉で指示を出すことくらいですね」

「なかぽつ」なら個人の特性までわかる

支援機関のサポートは必須

美濃工業では牧野さんをはじめ、障がい者を採用する際に必ず「障害者就業・生活支援センター」通称「なかぽつ」のサポートを受けています。
「障がい者の方には『なかぽつ』さんへの登録をお願いしています。たとえば一回の面接では、障がい名はわかっても特性まではわかりづらい。しかし『なかぽつ』さんなら、個人の特性まで見極めて教えてくださるので判断しやすいですね。
障がい者雇用ではマッチングがとても重要ですから『なかぽつ』さんの情報がとても役に立っています」と真田さん。

総務課の西尾さんも「『なかぽつ』さんは採用後も3ヵ月に1度は面談に来てくれて安心です。本人が私達に直接言いづらい相談にものってもらえるし、会社に対して家庭の情報提供があるのも助かりますね」と話します。

社内では、障がい者雇用による嬉しい相乗効果も!

同社では、障がい者雇用による相乗効果も生まれていると言います。
「牧野くんが入ってくれたことで、自分たちも頑張らなければと、部署内のモチベーションも上がりましたし、手順を教える中で新たな発見もあります」と、班長の新田敏也(しんでんとしや)さん。
また、真田さんは「これまで特別支援学校などの見学は、総務部のみで行っていましたが、現在は各部署の管理監督者の方にもお願いし、参加してもらっています。授業で電動ノコギリまで使っている様子を見れば、考え方も変わるはず。理解が深まればさらに障がい者雇用も進むと思いますし、それが地域貢献につながればと思います」と展望を話してくれました。

前向きではなかった障がい者雇用も、当事者に触れ「なかぽつ」のサポートを受けて、数年で軌道にのせることができました。

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